バドミントンという競技の始まりは、イギリスに古くから伝わるバトルドーアンドシャトルコックという「羽根突き遊び」になります。その名残は、バドミントンの特徴である、天然の鳥の羽根で作られた「シャトル」に今も残されています。
バドミントン競技最大の特徴と言えば、なんと言っても、シャトルを打った時の緩急差です。例えば、トップレベル選手になると、打った時の初速が400km/hを超えてきます。これは、球技種目のボール速度では最速です。しかし、これが相手の手元に達するころには、60m/hぐらいに減速します。この飛行速度の緩急差は、他のスポーツ種目には見られないもので、このスピード感がバドミントンの最大の魅力なのです。
一方、バドミントンのラケットは軽く、シャトルを軽く打ち合えば、その速度は遅くなります。したがって、誰でも簡単にラリーを続けることができるため、老若男女が一緒にプレーしてもみんなが十分に楽しめるスポーツです。
こちらのページでは、そんなバドミントンのルールをご説明いたします。
人数について
ネットを挟み、1対1で対戦するシングルスと、2対2で対戦するダブルスとがあります。種目には、男女別に行われる『シングルス』と『ダブルス』があります。さらに、男女がペアを組み競技する『ミックスダブルス』があります。
ゲーム数・ポイント数について
シングルス・ダブルス共に、3ゲームマッチで行われます。 先に2ゲームを先取したほうが勝ちとなり、第1ゲーム、第2ゲームと進めていきます。 1ゲームは21点で行われ、先に21点取った選手が勝者となります。
ファイナルゲームについて
もしゲームカウントが1対1になった場合は、第3ゲーム(ファイナルゲーム)が行われます。
注意!
20対20になった場合は、延長ゲームとなり、2点差がついた時点で終わりとなります。また2点差がつかないまま続いた場合は、30点目を取ったほうが勝ちとなります。 よって29対29になった場合には先に30点にした方がそのゲームの勝者となります。つまり、最大でも29対30にしかなりません。 サービスに関係なく、そのラリーに勝ったほうに得点が入ります。(ラリーポイント制)
また、バドミントンのサービスにも下記のようなルールがあります。
シングルスの場合
サービスを始める位置は、自分のポイントにより変わります。すると自動的にレシーバーも位置が変わってきます。
各ゲームのスタートは、必ず右からになります。そして自分の得点が偶数の場合は右から、奇数の場合は左からとなってゆきます。するとレシーバーも同様に、サーバーの得点が偶数なら右側に、奇数なら左側に構えます。
ダブルスの場合
ダブルスのサービスは、サーバーとレシーバーのどちらが得点を取ったかによって変わります。
サービス側が最初の得点を取った場合は、最初に打ったサービス位置とは逆から、同一サーバーが続けてサービスします(右からサービスを打ったら次は左から)。
レシーバーが得点を取った場合は、レシーバーが次のサーバーになります。しかし、自分達の得点によりサービスの位置が変わり、偶数なら右から奇数なら左からになります。
サーバーが得点を取った場合: ・最初に打った位置とは逆からサービスする
・同じサーバーが続けてサービスする
レシーバーが得点を取った場合: ・得点が偶数なら右から奇数なら左からサービスする
・レシーバーが次のサーバーとなりサービスする
自分達にサービスの権利が戻ってきた場合には最初にサービスをした人ではなく、もう一人がサービスをする事になります。サービスをしている側がポイントを取られない限りサービスをする人は変わりません。1点ずつ左右交互にサービスをしていく事になります。
バドミントンのルールは以上になります。分からない事があればお気軽にお問い合わせ下さい。
お電話は086-943-6000へ。お気軽にお問い合わせ下さい。